田舎在住、管理栄養士のmafiです。
今回は、田舎で個人的なカフェを開業するときの流れについてまとめておきます。
第二の人生として、仕事をリタイアした後や、デュアルライフとして二拠点生活している人にとって憧れですよね。
僕の町にも、そんな夢を持って移住してきた人が数人います。
- 田舎でカフェを開きたい
- 田舎でカフェを開業するときの流れを知りたい
- お金を取って、カフェをしたい
そんな方々の参考になればと思います。
田舎でカフェを開くメリットとは
僕が思う一番のメリットは、売り上げにならなくても経営が続くところ、だと思います。
都会でカフェを開業しようとすると、設備や人件費にとてもお金がかかります。
なぜなら衛生基準も厳しいですし、忙しくて人を雇わなければ手が回らないでしょう。
しかし田舎だと、自分たちのペースでぼちぼち営業できていくのが一番の魅力。
ムリせず、自分らしく、そんな思いのある方々に、田舎カフェはお勧めです。
カフェ開業までの流れ
まず、カフェ開業までの流れです。
- カフェの場所を決める
- カフェのメニュー内容を決める
- 保健所へカフェ開業の相談
- 建物の改修
- 管理者、食品衛生責任者、防火管理者を決める
- 営業許可の申請
- 営業許可の取得・カフェスタート
田舎だから、都会からと言って、カフェ開業に必要な流れはなんら変わりません。
焦らずじっくり取り組んでいけばカフェは必ず開業できます。
では、流れを1つずつ見ていきます。
1.カフェの場所を決める
まずは、カフェの場所を決める必要があります。
- 地理的に集客は見込めるのか
- 場所はカフェのコンセプトに合っているのか
- カフェにしたい場所の図面はあるか
- どのような内装のカフェにしたいのか
などに注意して決めます。
この時に決めたコンセプトがズレてしまうと、カフェの目的を見失ってしまいます。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] お客が来ない可能性も、視野に入れておこう [/chat]
図面は、保健所に営業許可の相談・申請の時に必要なので、準備しておきましょう。
2.カフェのメニュー内容を決める
続いて、カフェで提供したい食事のメニューを決めます。
「ちょっと早いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、食事の内容によって、保健所で取得すべき営業許可の種類が変わってきます。
飲食店営業許可:一般食堂、カフェ
喫茶店営業許可:飲み物と菓子、軽食
菓子製造業許可:和菓子やケーキ類
アイスクリーム類製造業許可:アイスクリーム、アイスシャーベット
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] この時点でメニューを決めて保健所に相談に行くと、とても楽ですよ [/chat]
3.保健所へカフェ開業の相談
決めたメニューの内容から、営業許可の種類を決めます。
すると営業許可の種類によって、厨房に必要な設備が決まってきますので、改修の必要性についての話をします。
例えば・・・
【抜粋条件】
家庭用のキッチンをカフェで使ってはダメ
シンクは2層以上であること
シンクとは別に手洗い場があること
などなど
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 9割の建物で、改修が必要になると思います。 [/chat]
▼詳しくはコチラの記事で
でも、田舎カフェのメリットがここできっと発揮されます。
もし設備が整っていなかった場合、保健所や地元の人々がきっとどこからか、いい備品をそろえてきてくれるでしょう。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 僕も持っていきましたから [/chat]
田舎のメリットは、「協力体制」。
きっと楽しみながら、カフェを作ることができると思います。
4.建物の改修
保健所と相談をしながら、建物を改修しましょう。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] リフォーム業者の言うままに改修すると、条件が違った!なんてこともしばしあります。 [/chat]
保健所によって解釈の幅が大きいので、A市では〇でも、B市では×ということもしばしば起こりますので、注意してくださいね。
大体物件の工事で、1カ月くらいの期間がかかります。
5.管理者、食品衛生責任者、防火管理者を決める
営業許可の申請書類に記載が必要な、管理者と食品衛生責任者を決めます。
- 管理者:お店の最大責任者
- 食品衛生責任者:提供する食事の衛生管理の責任者
- 防火管理者:火の始末に関する責任者
管理者と食品衛生責任者、防火管理者の3つの役割りについて、同じ人1人がなることは可能です
▼食品衛生責任者について詳しくはコチラ
▼防火管理者について詳しくはコチラ
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] カフェを経営するには、最低1人いれば開業できるね。 [/chat]
6.営業許可の申請
物件の改修が終わった、もしくは終盤に差し掛かったら、営業許可の申請を行いましょう。
▼営業許可の申請の流れはコチラ
流れの内容は、飲食店営業許可でも喫茶店営業許可でも変わりません。
7.営業許可の取得・カフェスタート
営業許可を取得すれば、すぐに営業を始めることができます。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] おめでとうございます! [/chat]
まとめ
保健所に申請書を出してから営業許可をもらうまでは、だいたい10日前後です。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 以外に短いと思います。 [/chat]
一番時間がかかるのは、おそらくカフェの建物の修繕でしょう。
1~数カ月かかる場合もあります。
あまり予定は早めず、のんびり取り組むことができらた良いですね。