管理栄養士のmafiです。
今回は、喫茶店営業許可とテイクアウトのことについてまとめます。
急いでいる時や、店内が込んでいる時って、テイクアウトできると便利ですよね。
素敵な景色がカフェの近くにあれば、せっかくなので、商品を持ち出して食べたいところ。
- これからカフェを開きたい
- テイクアウトを始めたい
- 喫茶店営業許可を持っている
そんな方々の参考になればと思います。
テイクアウトの営業許可ってあるの?
そもそもテイクアウトに営業許可があると思っている方が多いのですが、テイクアウトには特別な営業許可は必要ありません。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 【飲食店営業許可】や【喫茶店営業許可】などの許可の中で行うことができます。 [/chat]
もし保健所にテイクアウトを始める話をしていなかったら・・・
保健所は営業許可を出すために施設検査に来た時、「テイクアウトをするかどうか」を聞いているはずです。
その当時に「テイクアウトはしない」と伝えて居れば、テイクアウトをしない旨の情報しか保健所にありません。
するともしお客の中で、あの店は勝手にテイクアウトを始めたけど大丈夫かと問い合わせが入ったときに、保健所も持っている情報が古いので、
「テイクアウトはしていないはずです」
と答えることもあります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] こうなってくると、話が大きくなってしまいますよね。 [/chat]
地域には必ずお節介なお客がいるものです。
なので、テイクアウトを考え始めた頃から、保健所に相談しておくことをオススメします。
テイクアウトしたいのは飲み物だけなら【喫茶店営業許可】
【喫茶店営業許可】は飲食店営業許可とは違い、できることが限られます。
特に、喫茶店営業許可では飲み物と軽食しか取り扱うことができません。
ただ、食事もテイクアウトできるようにしたいのであれば、【飲食店営業許可】になります。
サンドイッチやパンをテイクアウトしたい
もし食事で提供するサンドイッチやパンをテイクアウトできるようにしたいのであれば、【飲食店営業許可】に入ります。
ただ、【飲食店営業許可】を持つカフェのお店で、
テイクアウトできる手作りパンを売る⇒菓子製造業
テイクアウトできる手作りアイスを売る⇒アイスクリーム類製造業
という風に、テイクアウトの対象にする商品の種類によって、必要な許可が変わってくることもあります。
そのあたりの判断は保健所によって変わってくるので、まずは担当の保健所へ連絡することをオススメします。
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[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] もし餃子の王将のように、餃子やチャーハンを持って帰りたのであれば【飲食店営業許可】が必要です。 [/chat]
まとめ
テイクアウトに関しては、別途基準はありません。
ただテイクアウトの対象になる商品によっては、別の資格が必要になる場合もあります。
食品に関する基準は保健所によって解釈はまちまちなので、まずは担当の保健所に相当することをオススメします。