ワシントン旅行で、初めてNY行きのアムトラックに乗ったmafiです。
その時の経験について書くので、これからアムトラックを利用される方は、参考にしてくださいね。
アムトラックを選んだ理由
今回はワシントンDCから、ニューヨークNYまでの片道3時間半の便を、往復で利用しました。
ニューヨークNYまで行く方法は、飛行機やバスもあるにも関わらず、アムトラックを選んだ理由は、
- ワシントンに帰ってくる必要があった
- 日帰りしたかった
- 料金を安く抑えたかった
- 飛行機はこの旅で十分乗っていた
- とりあえず、乗ってみたかった
からです。
チケットは事前に予約しよう
チケットは、日本にいた頃に事前にネットで予約しました。
アムトラックサイトでのネット予約は、アメリカ時間の朝8:00から夜21:00頃まで利用ができるようです。
日本時間の17時ごろ、アメリカ時間で言う早朝4時頃に利用しようとしたところ、チケット予約のシステムに進めませんでしたので、予約するときは注意してください。
1.サイトからチケットを検索しよう
まずは、アムトラックのサイトにアクセス。
https://www.amtrak.com/home.html#
BOOK TICKETSに必要事項を入力する。
Trip:片道→One-Way、往復→Round-Trip
From:Washington, DC Union Station
To:New York, NY Penn Station
Depart:日付
Traveler:人数
人数の指定については、Travelerをクリックすると、
成人か、高齢者か子供か、人数の詳細を問われ入力することができます。
入力しブルーの「DONE」→戻って緑の「FIND TRAINS」をクリックして検索開始。
2.料金と便を選ぶ
自由席、予約席など、日本の新幹線と同じように予約する席のランクによって料金が変わります。
あと時間帯によっても料金が変わり、早朝や深夜など利用客が少ない時間帯は割安ですが、利用客が多い日中の時間帯に利用料金は割高になります。
僕が予約したのは、
- 早朝7時出発の自由席、244ドル
- 16時出発の自由席、370ドル
の席にすることにしました。
これで往復6万円です。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] た、高いけど仕方ない。。。 [/chat]
格安で予約したい場合、1か月前の購入をオススメします!
乗車しておく時間はどれくらい?
アムトラックでのワシントン⇔ニューヨークの移動時間は、大きくわけて2種類。
- 約2時間50分パターン
- 約3時間30分パターン
この時間は料金にも影響していて、
『約2時間50分パターン』の方が、早く到着するために料金が高いです。
SAVERチケットが無く、VALUEチケットしかない場合が多い。
『約3時間30分パターン』の方は、SAVERがあるため安く乗ることができます。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 移動に時間を費やしたくなければ、飛行機がオススメです。 [/chat]
3.チケットをゲットしよう
予約が完了すると、メールにPDFのチケットデータが送られてくるのでスマホに保存しよう。
実際にアムトラックに乗車時する時に、このPDFのQRコードがチケットとなる。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] もちろんプリントアウトしておいてもOK! [/chat]
荷物預かり所でアメリカらしい事件に遭遇
朝7時出発のアムトラックだったため、朝6:30にユニオンステーションの荷物預かり所へ。
数日前に既に1度利用していたので、僕たちはスムーズに利用できるものと、すっかり安心しきっていました。
当日朝は、係員も到着しており、順調に開店の準備が進むと思いきや・・・
[chat face=”man1.jpg” name=”駅員” align=”left” border=”red” bg=”none”] 複写式の紙が無―い! [/chat]
荷物を預ける人に発行する複写式の用紙がない、と本社に電話をし始めました。
結局6:50分になっても準備がされることがなかったため、荷物を持ってニューヨークNYに行く決意をし、アムトラックに乗車しました。
アムトラックの乗り方
駅の構内に掲示板があって、そこにアムトラックの便名とホームの番号が、出発の30分くらい前から表示されます。
ニューヨーク行きだからといって、固定のホームがあるわけではありません。
この日は『C』のホームから出発。
荷物を預けることができなかったため、掲示板を見たのは出発の10分前。
すでにホームへの入口は、入場を待つ人でごった返していました。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] このごった返しの中、席を確保するために奮闘しながら乗車することになります [/chat]
日本のように整列乗車できるマナーはありません。
アムトラックの中は快適
アムトラックの中は、乗ってしまえばパーソナルスペースがとても広く、快適でした。
車掌さんがチケットチェックに
アムトラックが出発し、30分ほど経過すると車掌が乗客のもとへやってきてチケットチェックが始まります。
スマホ画面にQRコードを表示させ、かつ画面を明るくさせた状態で待機。
車掌が手に持つ機械でそのQRコードを読み込むと、行き先などの乗車情報が書かれた紙が出てくるので、それを座席の上の隙間に刺していきました。
他の人の乗車状況を見ていると、降りる時にその紙を抜いて出ていきます。
おそらく『この席には人が座っていますよ』という証明になるんだと思います。
スーツケースの置き場所あり
座席の上にも荷物を載せることができるようになっていますが、列車の後方に、スーツケースなど大きな荷物を置くことができるスペースがあります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 縦78センチのスーツケースが8つは入る大きさです。 [/chat]
特に予約も必要なく、自由に荷物を置くことができます。
大きな荷物を持っていても安心でした。
コンセントあり
長旅でも、コンセントが各席に1つつあるのでスマホを充電しながら時間をつぶせますよ!
iPhoneの充電器は「100-240V」と書かれており、写真のようにAプラグを使わなくとも使用できる仕様になっています。
しかし僕の経験上、長く日本の100Vで使ってきた機械に、違うボルトの電圧をかけると、おいおいに壊れやすくなる経験をしています。
ですので、可能であれば、「Aプラグ使用」をオススメします!
トイレあり
飛行機内のトイレよりもキレイと思われます。
流すと、驚くほどスカイブルーの水が流れます。
冷房強
夏は終わりごろの9月でしたが、アムトラック内はかなり強めの冷房が効いているため、3時間近く車内にいると寒いです。
僕たちはスーツケースごと持って乗っていたので着る物には不自由しませんでしたが、体温調節ができるよう羽織るものを持参することをオススメします。
帰りのペンステーションの状況
ペンステーションには、出発の1時間前に到着しました。
ワシントンのユニオンステーションよりも2倍以上広いロビーに人がたくさん待機して、電光掲示板を見上げていました。
どうやら、僕たちが乗ろうとしていた電車の20本前くらい前から遅れが発生しているようでした。
掲示板の中央、右端の「Track」に、12E、3、10Eとホームが表示されています。
これが乗り場の表示です。
ホームは1~15、WestとEastの各2種類
ペンステーションのホームは、1~15までの数字のホームがあって、
それが、WestとEastの2種類に分かれています。
つまり、30個のホームがあるというわけです。
1~5番のホームは、電光掲示板よりも更に奥の方に位置していました。
エレベーターがなく、大きな荷物を持っていると大変だと思います。
この日、ワシントンへ変えるアムトラックは『15E』からの出発でした。
15Eは狭い入口を抜けるとエスカレーターがあり、ホームまでは比較的楽に降りることができました。
1回目:15E
2回目:12E
からワシントン行きのアムトラックが発車しました。
つまり、11~15番台のEast側にいると、乗りやすいかもしれません。
まとめ:アムトラックのホームは突然現れる
アムトラックは、日本の新幹線のように時間に正確ではなく、度々遅れます。
そして突然ホーム番号が掲示板に現れ、該当するホームに人が殺到。
予定時刻を無視し、突然電車は出発。
日本の感覚で考えると時間的にはかなりルーズになってはしまいますが、でもこれが文化の違いですよね。
これから乗車される方は、どうぞ、楽しんできてください。
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