管理栄養士のmafiです。
今回は、喫茶店営業許可で提供できる食事内容について、まとめてみます。
お店をする時に必要な営業許可の届け出って、種類が多くてわかりにくいですよね。
- ネットには「軽食」ってキーワードが出ているけど、いったい何?
- 喫茶店営業許可でトーストは出せるの?
- 喫茶店営業許可で提供できる食事内容を知りたい
- これからカフェをしたいと思っている
そんな方々の参考になればと思います。
なぜトーストがキーワードになっているの?
喫茶店営業許可でよく耳にするのが、「トースト」という言葉。
なぜトーストが話題に上がってくるのかというと、喫茶店営業許可で提供できる食事の範囲に「トースト」が基準となっているからです。
喫茶店営業許可でできること
営業許可の種類や提供できる食事内容の判断については、実際は保健所によって大きく解釈に幅があります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] これは、喫茶店営業許可に限らず、多くの営業許可で言えること [/chat]
ただ、公に出ている情報を整理すると、喫茶店営業許可で提供できる食事はトースト程度とというのは本当です。
例えば、この指針。
hiroshima
これは広島市が『認知症カフェ』という福祉目的のカフェ向けに出した食品衛生の指針です。
その『認知症カフェ』について、広島市が示している内容は他の保健所と比べると厳しいものですが、僕は管理栄養士として指示しています。
この中に、
■食品衛生法に基づく保健所の許可が必要な場合(調理行為を行う場合)
○コーヒー、紅茶などの飲み物のみ(トースト程度は可)を提供する場合:喫茶店営業の許可が必要
◎うどん、スパゲティ、オムライス等の食事を提供する場合:飲食店営業の許可が必要
とあります。
つまり、喫茶店営業許可で出せる食事はトースト程度と判断できます。
トースト以上の食事なら【飲食店営業許可】
でもカフェをしたいと考えている人の多くが、きっとオシャレな食事を提供したいと思っているはずです。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] カフェってそこが醍醐味ですよね [/chat]
であれば、保健所に申請するのは【飲食店営業許可】をオススメします。
多くの人が、カフェ=喫茶店=喫茶店営業許可だと思いがちですが、
飲食店営業
一般食堂、料理店、すし屋、そば屋、旅館、仕出し屋、弁当屋、レストラン、カフェー、バー、キャバレーその他食品を調理し、又は設備を設けて客に飲食させる営業 (そうざいを調理し店頭で販売する行為や露店、自動車でのたこ焼き、イカ焼き、ラーメン等の調理販売を含む)
飲食店営業許可の分類の中に、カフェもちゃんと入っています。
まとめ
喫茶店営業許可で提供できる食事の内容について、まとめてみました。
保健所によって、判断に幅がある部分に変わりありません。
詳しくは、最寄りの保健所に聞いてみてくださいね。
▼サンドイッチはどなの?
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