mafiです。
管理栄養士の仕事の中でも、【行政の管理栄養士】って花形の仕事ですよね。
なぜなら、病院、福祉施設、保育所などの一般の管理栄養士を指導する立場、それが行政の管理栄養士だからです。
そこで、
- 行政の管理栄養士になりたい
- 公務員の管理栄養士になりたい
- 管理栄養士の公務員になるにはどうしたらいいの?
そんなことを考えている方々の参考になればと思います。
行政栄養士・管理栄養士の仕事内容とは?
「公務員の管理栄養士になりたい」と、漠然と公務員の管理栄養士を目指している人もいると思いますが、
- 小学校で働きたい
- 保健所、保健センターで働きたい
- 市役所の中で働きたい
このような思いを持っている人は、公務員の管理栄養士を目指すことをオススメします。
また、
- 多くの人が使う基準をまとめたい
- 多くの管理栄養士に指導をしたい
というように、多くのかん管理栄養士に対して、正しい方向性を示す羅針盤的な仕事をしたい、そんな場合も公務員の管理栄養士の仕事です。
公務員の管理栄養士の役割として、「現場への指導・助言」というものがあります。
そのため研修会を開いたりするなど、現場の管理栄養士のスキルアップを目指すことが仕事の中に入っていて、僕も講師の選出にいつも頭をひねっています。
公務員の管理栄養士の仕事はちょっと特殊で、包丁を持ったり、配膳したりする仕事はほんの一部。
ほとんどの仕事は、事務作業です。
- 依頼文を出したり
- マニュアルを作ったり
- 相談対応
正直、パソコンと自分の口があれば仕事ができます。
調理が大好きな人には物足りない仕事かもしれませんが、僕はこの仕事が好きです。
人と話すことで自分の知らない体験談を聞くことができるし、文章の書き方を学ぶことができて、人脈も広がる。
とてもやりがいのある仕事ですよ。
公務員の仕事内容を体験したいならインターン活用
公務員の管理栄養士の仕事ですが、まずはインターンなどで体験をしてみることをオススメします。
詳しくは▼コチラに記事で。
インターンを体験することで大きなメリットがあります。
メリット
- 職場の雰囲気を感じることができる
- 現場の栄養士の人柄を見ることができる
- 面接のときにはるかに有利
インターンに参加した人については、現場で担当した栄養士が【評価】を書いています。
その評価を、面談の時に対応する課長たちは参考として、手持ち資料として持っているのですよ。
良い評価内容であることも大切ですが、まずは「インターンに参加するほど、この仕事を志望している」というやる気を見せたいところですよね。
行政栄養士の募集の見つけ方
では、その公務員の管理栄養士の試験ですが、どのように見つけたらいいのかというと、
方法は4つあります。
詳しくは▼コチラの記事に書いているので、参考にしてください。
募集の時期は、4月下旬から10月ごろまでだと思います。
こまめにチェックすることが大切です。
公務員の募集は、いつ公募がかかるかわからないので、こまめにチェックしよう!
行政栄養士になるための採用試験受験ステップ
公務員の管理栄養士の募集を見つけたら、受験するまでに3つのステップがあります。
- 管理栄養士であることが最低条件
- 公務員試験を受験し、一般教養試験を突破
- 専門試験・面接を突破
この3つのステップをクリアすることで、公務員の管理栄養士になることができます。
では1つずつ解説します。
1.管理栄養士であることが最低条件
公務員の管理栄養士になるには、公募の中で条件があります。
【管理栄養士の資格を持っている】
もしくは
【管理栄養士の資格を取得見込みである】
事です。
もし、採用が決まったとしても管理栄養士の国家試験に合格しなかった場合は、採用は取り消しになるので注意して下い。
また【栄養士】として公務員を目指すのであれば、
現業職
として、給食の調理をする仕事などがあります。
ですが、【管理栄養士】と【栄養士】には資格の名前だけでなく、業務内容や生涯年収など様々な違いがあります。
詳しくはコチラの記事で。▼
2.公務員試験を受験し、一般教養試験を突破
管理栄養士の資格をクリアし、いざ試験です。
試験は、
- 一般教養試験
- 専門試験
の2つの試験を受験することになります。
一般教養試験については、「主事」といわれる法学部や経済学部を卒業している事務屋の人たちと、全く同じ試験を受けることになります。
この一般教養試験で、公務員に足る人物かどうか、ふるい分けをされるのです。
試験の倍率などに関しては、▼コチラの記事を参考にしてください。
3.専門試験・面接を突破
一般教養試験を突破したら、専門試験と面談です。
僕が試験を受けた時は、
慢性腎不全の人の検査数値が~でした。どのような食事指導が適切でしょうか?
というものでした。
このとき、僕は
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] あ、試験に受かったらまずは病院に配属されるのだな [/chat]
そう感じましたが、この考えは大当たりでしたよ。
行政側としては、「即戦力」を求めていることは本当です。
職場に採用された人が来てくれたら、明日からすぐにでも一人で仕事に回ってほしいです。
なので、【育ててもらいたい】そう思っている人は、公務員の職場に来ると、とても不満でしんどい思をすることになると思います。
まとめ:異動を繰り返し様々な部署へ
採用されると、自分が本当に行きたい場所に配属されるかどうかは、全くわかりません。
僕もいろいろな部署を経験しています。
ただ、1つ言えることがあって、たくさんの職場を異動できることは僕にとってはとてもありがたいことです。
だって、仕事が新鮮で飽きないから。
職場ごとにお付き合いする事業者が変わり、仕事内容もがらりと変わります。
それが、僕はとても楽しいです。
公務員の管理栄養士になりたい、そんな人は良かったら参考にしてください。