管理栄養士

管理栄養士のインターン事情!公務員の職場に行くこともできるの?【市役所の仕事】

行政で管理栄養士をしているmafiです。
「管理栄養士」の国家資格を受験するなら、公務員の試験を受けてみたいなと思っている人もいると思います。
でも気になるのが、行政の仕事内容だと思います。

行政の仕事内容を知るのであれば、やはり現場を見てみるのが一番。

そこで僕の職場【市役所】の、管理栄養士志望の人が参加できるインターン事情についてご紹介します。
良かったら参考にしてください。

管理栄養士向け、市役所のインターンってどんなことするの?

僕が務める市役所の場合、管理栄養士志望の人に向けたインターンコースは3パターンあります。

  1. 健康・保健系―乳幼児の健診、栄養改善対策、企業・施設への指導などの保健所業務
  2. 介護保険系―介護保険内のサービス、自立支援、地域ケア会議など
  3. 学校・教育系―給食管理、地産地消、食育など

僕の市町では、管理栄養士志望の人がインターンとして参加できるコースはこの3つほどありますが、でも管理栄養士が所属している部署は、この3つの部署だけではありません。
合計5カ所以上の部署に管理栄養士が所属していて、個人情報の管理・同意や業務量の内容などにより、全ての部署ではインターンを受け付けてはいないのです。

では3つのコースを1つずつ解説します。

1.健康・保健系―乳幼児の健診、栄養改善対策、企業・施設への指導などの保健所業務

このコースは、インターン中の所属は「保健所」という、「保健師」と「栄養士」が人数的に一番多く集まる、中枢的な部署に行くことになります。

保健所で行っている業務の説明を聞いた後、実際の現場へ見学に行き、最後に実際に健康指導をやってみる、といった内容です。
公務員全般の仕事や、また母子保健や公衆衛生、栄養指導に興味がある人だと、参考になると思います。

業務内容

・健診(乳幼児・成人など)
・健康教育(集団に、健康を高めるお話をする)
・健康指導(個別の状態・病状に合った、栄養指導を行う)
・食に関するボランティアさん(食生活改善推進員)の育成
・病院、施設への立ち入り(学生さんは権限が無いので、入れません)
・企業への指導(栄養成分表示の相談・指導など)
などなど

2.介護保険系―介護保険内のサービス、自立支援、地域ケア会議など

このコースは、市役所本庁舎の介護保険系の部署に行くことなります。
介護保険の仕組みと歴史について話を聞いた後、実際に現場の見学に行くという内容です。

施設の栄養士に興味があり、高齢者と話をするのが得意な人、管理栄養士以外の様々な専門職との連携(多職種連携)に興味がある人に向いていると思います。

業務内容

・短期集中予防サービス(介護保険で実施されている、筋力アップ教室)
・介護予防教室(介護予防の体操やお話などの講演)
・地域ケア会議(地域で、生活に課題のある高齢者の改善策を話し合う)
・ケアプラン検討会議(サービス計画書(ケアプラン)を見て、その人の課題と解決策を専門職間で話し合う)

3.学校・教育系―給食管理、地産地消、食育など

このパターンは、市役所本庁舎の学校・教育系の部署に行くことになります。
ここでは、学校給食の献立の立て方などの話を聞いた後、実際の給食センター、学校へ見学に行き、学校で食育をするもの。

学校給食や子供、地産地消の食材など、地域と学校給食の関係などに興味がある人に向いています。

業務内容

・給食の献立を立てる(アレルギー対応など)
・業者との関係
・調理現場
・栄養教諭・学校栄養職員などのこと

インターンで体験できる部署・内容は、市町によって違う

僕の市町の一例を書いてみましたが、インターンで体験できる仕事の内容は、それぞれの市町によって大きく違います。

学生さん
学生さん
とりあえず市役所に行ったら、市役所の仕事を一通り体験できるだろう

と思われているかもしれませんが、おそらくインターンで体験できる業務は、本来業務のほんの一部

  • インターンに参加したら、どこの部署に行って、何の事業に参加できるのか

行く前に、この点だけは確認して参加することをオススメします。

インターンはどこに申し込むの?

さて、実際にインターンに参加してみたいなと思ったとき。
よく聞かれるのが、学生の人が市役所にインターンの申し込みをしたい場合、どうやって申し込みを行のかということですが、まずは、大学に申し込みをすることになります。

大学が、

大学
大学
インターンの会場は、この一覧ですよ

と、提示をしてくると思うので、その一覧から行きたい市町を選ぶようになるはずです。

大学での申し込みの流れ

例えば、大学が、僕の市町へインターンを派遣したいとします。
すると、まずは、大学が市役所当てに、

大学
大学
うちの学生のインターンを、コース2で、8/1~8/10の期間、5人、受け入れてもらませんか?

と具体的に依頼していきます。
すると市役所がその要望を確認して、

mafi
mafi
  • OKですよ
  • ん~、8/10~8/17の期間、3人であれば受け入れ可能です
  • その時期は受けれは難しいです

などの返答を返します。

この返答で、受け入れに関して市役所側のOKの返事が大学に行くことで、学生さんが、その行政機関のインターンに申し込みができるようになります。

人数の取りまとめは、大学がする

その後、学生さんは大学側が提示した、参加可能なインターンに申し込むことになります。
すると教員の中で、

  • この子は行政のインターンに行った方がイイ
  • この子は○○病院のインターンに行った方がイイ

などの駆け引きがあった後、インターン場所が正式に決定します。

最後に、大学がインターンに参加する学生の名簿を作成し行政に送れば、インターンの準備は完了です。

まとめ

僕の市町のインターンに参加するには、学生さんが行きたいと望んだ市町や部署に、本人が直接申し込むことはありません。
なので、大学との調整で、自分が行きたいと思うインターン先に行くことができなかった、そんな場合もあると思います。

でも、どんな場所であっても貴重なご縁だと思って、そのインターン先をしっかり楽しんでもらえたらと思います。
だって長い人生のたった一瞬であるインターンで、人生全てのご縁を使い果たしてしまうよりは、本番の試験で使いたいじゃないですか。