公務員は今後の生活が心配?暗いことを考えるアナタに、明るい話をお届けします。

行政管理栄養士のmafiです。
僕も公務員の端くれとして仕事をしている今、老後のことを考える年齢になってきました。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 公務員として実際に働いている者同士でも、「将来の不安」を口にする人は、少しずつ増えてきています。 [/chat]

そこで今回は、

  • 公務員の人が抱く不安について

まとめてみたいと思います。
公務員の生活に不安を感じている人は、参考にしてください。

目次

不安1:公務員って将来リストラがあるの?

公務員になりたい人の1番の安心材料、それは「公務員はリストラがない」こと。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] リストラに合わない安心感って、リストラされそうになり恐怖を味わったことがある人でないと、なかなかわからないですよね。
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それだけ『安定』を求めて、この仕事に就く人って多いですよね。

公務員は、仕事環境が固定されます。

「このフィールド内ならば、好きなことしていいよ」ってことです。
内向的な人や、コミュ下手な人でも務まるありがたいこの仕事が、将来リストラの対象になるのでしょうか。

なぜ公務員にはリストラが無いの?

公務員にリストラがない理由は、国家公務員法の第75条、または地方公務員法の第27条に

地方公務員法:(分限及び懲戒の基準)
第二十七条
1 すべて職員の分限及び懲戒については、公正でなければならない。
2 職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、その意に反して、降任され、若しくは免職されず、この法律又は条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して、休職されず、又、条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して降給されることがない。
3 職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、懲戒処分を受けることがない。

こう定められているからです。

言い換えれば、「公務員は法律に反する悪いことをしなければ首にはなりません」ってことです。

公務員がリストラの対象になる話は無い!

このブログを書いている日時点では、『国家公務員法、または地方公務員法を変えて公務員がリストラ対象になる』という話はどこにも出ていません。
安心してください。

もし、公務員がリストラの対象になったとしたら、まずは国家公務員が対象になることでしょう。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 給料のカットや増額も、まずは国家公務員から始まりますもんね。 [/chat]

少数精鋭で業務をこなす国家公務員の皆さんの中でリストラが実施されれば、大きな問題になることは間違いなし。

そしてある程度の問題が解決された後に、地方の公務員にも同じ制度が降りてくることになります。
おそらく法改正の話が出てから、5年以内には行われるでしょう。

不安2:公務員って将来無くなるの?

アメリカやギリシャなどの海外の公務員事情を見ていると、公務員の仕事がどんどん萎縮していますよね。

これは、海外の公務員は民間との「癒着」が強いからです。

公務員が民間に仕事をあげる代わりに、公務員の人は民間から賄賂をもらっているんですよね。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 裏取引だー。 [/chat]

このような不正が行われていると、公務員の権力が弱まり、公務員自身の仕事がなくなる原因となっていきます。
幸いなことに、日本の行政はそこまで民間との「癒着」はありません。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] ゼロ、とは言えないよね [/chat]

まだまだ日本の公務員には権力があるので、公務員の仕事は存在し続けると思います。

不安3:公務員ってつまらない人生なの?

僕は行政の管理栄養士ですが、仕事にだけ生きる事務屋の人(【主事】っていうんだけど)を見ていると、

「この人たちは、なんてつまらない人生を歩んでいるのだろう」

そう思うことはたくさんあります。

上司や市民の顔色をうかがって、公務員の仕事にだけ生きていると、つまらない人生だなって僕は思う。

でも、本人たちはその人生を「つまらない」だなんて、みじんも感じていないんだよね。
反対に僕みたいに美味しいものを食べに行ったり、ドライブが趣味だったりすると、

「そんなにお金を使って、何が楽しいの?」

って聞かれます。

つまり、同じ環境でも楽しみ方は人それぞれってことですね。

自分で楽しみを生み出せる人であれば、とても心地よい環境だと思います。

不安4:公務員って、将来性ないの?

公務員は65歳定年が言われていますが、公務員は定年後も様々な仕事をすることができます。

  • 準公務員機関の役職
  • 社会福祉法人の役職
  • 医療法人の役職
  • 地域のアドバイザー
  • 自治会の会長・有識者
  • 専門性を活かした起業

などなど、公務員を卒業した後の将来性は結構あります。

[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 有識者として扱われるんだね [/chat]

でもこれはあくまで、公務員を卒業するまで、公務員組織内部で頑張っていた人に限られることではあります。

だって、仕事ができない元公務員を雇っても、企業にはマイナスでしかならない。

だから公務員として働くのであれば、公務員を辞めた後の将来のことまで考えながら、日々仕事をすることをオススメします。

例えば、外勤で法人関係の会社の方々にお会いしたら、よくよく顔を覚えておいてもらうとか。
定年間際になればなるほど、公務員の人が外勤に出たがるのはそういう理由があります。

一般企業である彼らの弱みを強みに変えて、行政との結びつきを構築してあげることができれば、アナタのマネジメント能力を喉から手が出るほど、企業は求めること間違いなしです。

元公務員を雇うメリットは?

相手の法人たちも、元公務員を雇うことで多くのメリットを得ることができます。

  • 公務員のノウハウを取り入れることで、補助金をもらいやすい
  • 法人内で問題が起きたときの対応で、行政との窓口になってもらえる
  • 行政のお願いを正論で突き返すことができる

大きなメリットですよね。
今まで行政様―って近寄って行っていた法人が、元公務員を入れることで、仕事が対等に回っていくようになるのですから。

まとめ

公務員は今後の生活を心配されている方々の不安について、僕なりの見解を書かせていただきました。

公務員の仕事は、まだまだ無くなりません。
AIが出てきたとしても、人に関わる仕事がAIに任されるのはまずは民間から始まります。

時代は刻々と変わるもの。
アンテナを張って、多くの情報を得ながら生活していきたいものですよね。

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