管理栄養士のmafiです。
- 自分が管理栄養士に向いているかわからない
- 管理栄養士として仕事が続くか心配
- 自分は管理栄養士に向いていないのではないだろうか
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事を読めば、管理栄養士の職場にいる人がどのようなタイプの人が多いか、なんとなくわかると思います。
良かったら参考にしてくださいね。
一般的な管理栄養士のタイプ
まずは管理栄養士に向いているか、向いていない課を考える前に、実際の現場にいる管理栄養士がどのようなタイプの人が多いのかを押さえると、イメージをしやすくなると思います。
『管理栄養士』と一言で資格を表しても、実際の仕事の種類はとても多いです。
そこで、
- 組織にいる管理栄養士のタイプ(就職している人)
- 独立している管理栄養士のタイプ(自分で起業している人)
に分けて考えてみます。
組織にいる管理栄養士のタイプ
- ・責任感がある(多い)
- ・口が上手い(多い)
- ・料理が大好き(ごく一部)
- ・仕事に対する考えがドライで、ルーチンワークを淡々とこなす(多い)
- ・事務的なことができる(多い)
- ・調理の腕が良い(少ない)
- ・コミュニケーション能力が高い
管理栄養士は料理好きで、料理上手なイメージがあるかもしれませんが、特に現場の管理栄養士にそのような人はとても少ないです。
なぜなら、管理栄養士の仕事の大半は『管理業務』という事務的な仕事が大半を締めるからです。
なので、料理上手で料理好きの人は管理栄養士ではなく、調理師などの料理人になる人のほうが圧倒的に多いです。
独立している管理栄養士のタイプ
- ・責任感がある(多い)
- ・口が上手い(多い)
- ・女性に好かれる・カリスマ性がある(必須)
- ・仕事に対する考えがパワフルで、アイディアマン(多い)
- ・パーティーなど華やかな場所が好き(多い)
- ・料理が大好き(多い)
- ・料理の腕が良い(多い)
- ・事務的なことが苦手
管理栄養士の中でも自分の腕に自信がある人は、資格を糧に独立して仕事を行う人も多いです。
ただ調理師などであれば有名店などで修業できる機会がありますが、管理栄養士の場合は調理技術を学んでいないために、修行に入ることができない場合が多いです。
そのためお店を持つ選択肢は消えやすく、
- インスタグラマー
- ライター
- 料理教室の開催
など、独立して一人で活動している場合が多いですね。
管理栄養士に向いている人の5つの特徴
管理栄養士のイメージがなんとなく分かったところで、向いている人の特徴について書いてみます。
1.責任感がある
『責任感』、これは管理栄養士には必ず欠かせない要素だと思います。
管理栄養士の仕事は、人の命の根幹に位置する『食』にコミットする仕事です。
不衛生な環境で調理を行なえば食中毒が起きる可能性が高まりますし、味付けや食事のバランスが乱れていると病を導く可能性もあります。
特に免疫力の低い子供や高齢者の場合、食事の結果、命を落とすこともあるのです。
もちろん事故が起きれば、その組織の管理者の責任でもありますが、それ以上に食事の統括責任者である管理栄養士の責任は重大です。
この責任の重さを理解して、きちんと背負うことができる人が管理栄養士に向いていると僕は思います。
2.口が上手い
管理栄養士は、人前で話をする機会がとても多いです。
目の前の人は1人の個別指導のこともあれば、数百人を超える人の前で講演する機会もあります。
その時に『口が上手い』ことはとても多きなポイントです。
ただ、『口が上手い』ことと、『よくしゃべる』ことは全く違います。
『口が上手い』というのは、
- 時には沈黙し、相手の話を聞き出す
- 相手の生活環境を理解した上でアドバイスをし、考えを押し付けない
- 自分が解決できないことは、解決できる人にコーディネートし、『できる』ように着地させる
など、相手が最後に『この管理栄養士に話してよかったー』と思うように話を持って行くことです。
『よくしゃべる』だけであれば、
[chat face=”man1.jpg” name=”??” align=”left” border=”red” bg=”none”] 「うるさい管理栄養士だった」
「話しても無駄そうで、何も言えなかった。無駄な時間だった」 [/chat]
そう思われて終わりです。
自分が言いたいこと、人が聞きたいことを考えてしゃべることができる人、また今はまだできないけれども、そうしゃべりたい!と思っている人は、管理栄養士に向いています。
3.コミュニケーション能力がある
組織で管理栄養士として働くのであれば、欠かすことができないのが
コミュニケーション能力
です。
特に管理栄養士は、
- 厨房の中で、管理栄養士や調理師と
- 病棟・施設では様々な専門職と
- 対象となる利用者と
- 自分の仕事に欠かせない事業者と
- 講演・講師を依頼する外部の管理栄養士たちと
などなど、様々な部分で自分が主体的になりコミュニケーションを取って、管理栄養士としての助言や要望を交渉することが求められます。
管理栄養士の仕事は、人と話すことからは避けることができない仕事です!
4.応用が利くタイプ
「食事」を準備していると、厨房では様々なトラブルが起こります。
- 材料がない
- 機材が壊れた
- 時間が間に合わない
そのようなトラブルが生じた場合、「もうダメだー」と心がつぶれる前に、
「この方法なら、ピンチを抜けることができるかも!」
と時にはおおらかな視点で、現場を見ることができる人は管理栄養士に向いています。
このおおらかさは、普段は『ちょっと抜けた人』くらいが調度良いです。
現場では常に緊張の糸が張られているので、よいムードメーカーになることができるはずです。
よく、管理栄養士には賢くてナーバスな人が多いイメージを持たれることがありますが、性格はそこまで影響しないと思います。
5.女性に好かれる人
管理栄養士の職場は、とにかく女性が多い職場です。
上手く仕事をしていくには、同僚である女性の管理栄養士と上手くやっていく能力が必要です。
女性と上手く付き合うには、
- 常に下手てに出ること
- 話を合わせること
- 逆らわないこと
彼女たちと上手くやっていけない人は、なかなか管理栄養士の仕事が続かないと思います。
管理栄養士に向いていない人の特徴
そこで、管理栄養士に向いていない人の特徴についてまとめてみます。
1.コミュニケーション能力が欠けている
コミュニケーション能力について、人から
あなたはコミュニケーション能力に課題があるよ
と言われたことがある人は、管理栄養士の仕事は向いていないかもしれません。
なぜなら、仕事で関わる多くの人に迷惑をかけてしまう可能性が高いからです。
- 人とすぐにケンカしてしまう
- 感情的で、人前でよく泣く
- 一人で行動してばかりいる
- 都合が悪いと嘘をつく
このような心当たりはありませんか。
人と上手く付き合うことができない人の場合、チームで仕事を行う管理栄養士の仕事はとてもつらいと思います。
ただ、コミュニケーション能力に課題がある人でも、
改善したい
という意思があれば、話は変わります。
- 自分のコミュニケーション課題をきちんと理解し認める
- 精神科に薬の処方を受ける
- 仕事を選ぶ
など、改善させる方法は必ずあるはずです。
2.事務・数字が苦手
管理栄養士の仕事は、
- 献立を立てるとき
- 材料を発注するとき
- 教材を買う時
- 人に依頼するとき
- マニュアルを作る時
などなど、PCを用いた事務仕事を行う機会がとても多いです。
「栄養士」であれば事務の仕事は比較的少なめですが(管理栄養士が事務仕事をしてくれるので)、管理栄養士は厨房関連の事務仕事を一手に引き受ける仕事です。
現場の管理栄養士に向かない性格の人にオススメの仕事
コミュニケーション能力に問題はなく、事務仕事にも抵抗がないのであれば、『管理栄養士』の仕事はとても向いていると思います。
しかし、
- コミュニケーション能力に課題があり
- 事務・数字が苦手
このような人の場合、管理栄養士としての仕事の範囲はとても限られてきます。
- 人と直接関わらない仕事
- 事務仕事を簡略化された環境が必要
このような環境を考えると、1番適している仕事は『WEBライター』という仕事です。
管理栄養士の資格を持っていれば、WEBライターとして『食』に関する記事を書くことができるのです。
▽詳しくはこちらの記事で
ネットの世界で管理栄養士の資格を活かすライターは、現在大きな穴場の仕事だと思います。
ただ、
- 文章を書くことができる
- 納期の期日を守ることができる
- 自分で調べることができる
向上意欲がある人にとても向いている仕事ですね。
まとめ
管理栄養士に向いている人、向いていない人の特徴を書いてみました。
『管理栄養士』と一言で表しても、仕事の種類は様々です。
料理好きで、調理が得意であれば、『栄養士・調理師』が向いているかもしれませんし、
管理栄養士といっても、人と変わることが必須の現場の仕事もあれば、比較的一人で進めることができるネットライターの仕事もあります。
良かったら参考にしてくださいね。