大学教員

【2019年版】大学教員に定年はあるの?専任教員と非常勤講師、客員准教授の定年は違う。

mafiです。
今回は大学教員の定年についてまとめてみます。

大学の先生たちって、結構高齢の人たちが多いイメージですよね。
専門的なことを教えるのだから、それなりに年齢も重ねないとできないのかもしれません。

  • 大学の教員って定年があるの?
  • 何歳まで働くことができるの?

そのような疑問を持っている方々の参考になればと思います。
また私大の中には、独自の規定を持っている大学が多くあるので、100%定年はこの年齢!とは言い切れませんので注意してください。

大学教員の定年退職とは?

大学教員の定年退職とは、一般的な会社員と一緒で「ある年齢に達したため、仕事を辞めること」を指します。
定年退職をした後でも、キャリアがある人は『名誉教授』なんて名前がついて、大学に残ることもありますが、
でも多くの大学教員は、大学教員を辞めて、大学と関係のある仕事から足を洗います。

mafi
mafi
普通の会社員の「定年退職」と同じですね。

定年退職をすれば、全く大学には行くことはなくなります。
つまり、大学教員にも【定年】という仕事を完全に辞める年齢というのが、設定をされているというわけです。

再任用される場合はほとんどない

定年の年齢が決まっているために、【再任用】といって、再度雇用して教員になる場合はほとんどありません。

ただし、再度働く場合は、『名誉教授』などという名前をもらい、客員講師、客員准教授とほぼ変わらない低い給料で仕事をしている場合が多いです。
ここまでして働くのは、やはり自分のプライドと、名誉のためでしょうね。

このような形で再任用に関してお声が掛かれば、定年退職後も大学に仕事に行くでしょうし、お声がかからなければただの高齢者の仲間入りです。

大学教員正職員の定年は何歳?

まずは大学教員の中でも、正職員である教員の定年年齢についてです。
別名「専任教員」とも呼ばれますね。

現在、大学教員正職員の定年年齢は65歳から70歳です。

この資料にあるのですが、

年金の受給年齢とも無関係ではない。
年金制度はしばしば改革されて複雑な制度となっており、1098年以後の基本的な年金受給年齢は65歳であるが、正・準教授は3年間の特任期間が定められていた
さらに、国家公務員の管理職には2年間の延長が可能であったため、正・準教授は最大70歳まで勤務が可能であった。
また、1098年以前に教授職にあった者は70歳の受給年齢に上記の5年間の延長が可能となり、75歳まで勤務できた。
研究員の場合は、67歳が定年とされた(Tmiorttbe , 499)p. 。
しかし、2005年の法律203(法)によって、特任が廃止されて定年を70歳に定めた。
ただ、この法律は十分に適用されなかったため、結果的には特任のみが廃止されただけで、公務員としての2年間の延長などは各大学の自治に任されることとなった。
自治に任されるというのは、すなわち大学の財政に依存することを意味するから、実質的には2年の延長も認められない場合が多いようである。
そのため、現状では一応 65歳の定年を基準としているものの、正・准教授の場合は203法の適用を受けて70歳まで定年延長が可能となっている。

つまり、

  • 年金がもらえるのが65歳からなので、最低定年は65歳
  • ただ正規の教員は70歳まで雇用が可能

現在、国立の大学であれば、公務員と同様に定年は65歳の大学が多いです。
また、この明治学院のように、

『教員の年齢構成と定年に関する規程の関係』として、既定の中で65歳と定年を定めている大学もあります。

また、最新鋭の情報や教育を求めている大学(デジタルに強い大学)ほど、定年の年齢は65歳に近くなります

mafi
mafi
そうだよね、新しい風を入れるためには、最先端技術を知っている教員を入れなければついていけれないよね

反面古風な教育スタイルを貫いている大学(高齢の教員ばかり残っている・採用している大学)ほど定年は70歳に近くなります。

mafi
mafi
でも、定年が70歳って結構長くて、ずっと働かなければならないイメージ。

高齢の教員の存在はメリット?デメリット?

70歳にもなると、古風な考えの教員は、学生の感覚とはもうすでに合わなくなっているはずです。
70歳になっても時代について行くことができる人って、一体どれくらいいるのでしょう。

だからこそ、学生にとっては「古い教員は早くやめろー」と思ってしまいます。

でも実は、高齢の教員がいるメリットもあって、高齢の教員ほど、
「生徒に研究の時間を持たせるために授業外の時間を多くとって欲しい」とか、
「若い間に海外に行く大切さ」とか、学生のために環境を整えてくれたりするものです。

そう考えると、一概に不要、とも言い切れないんですよね。

大学非常勤講師、客員准教授の定年は?

つづいて、大学の非常勤の教員の定年の年齢についてです。
『非常勤』の教員なので、正式に大学に雇われている先生たちではありません

非常勤講師、客員准教授の定年は、60歳から65歳、もしくは定年無し

の大学が多いです。

非常勤講師や客員准教授であれば、定年になっても「退職金」を支払う必要ないですし、専任の授業の間に専門的な講義を少し入れたい時に、とても役に立つので、契約を継続していても何ら問題はないようです。

もし、要鋼や規約を理由に定年を言い渡されるのであれば、きっとその人は非常勤講師や客員准教授として大学にとって、もう必要がなくなった人、ということでしょう。
悲しいことではありますが、時代は動いていますので仕方がないことです。

客員准教授、最後の悪あがき

Facebookをしている人はわかるかもしれませんが、Facebookは高齢者ほど熱心に投稿している傾向があります。
その熱心な高齢の人達の投稿はとても個人的な「自慢話」が多く、若い人は見ていて辛いモノ。
そんな投稿の中に、先日、客員准教授を65歳で定年になった人のボヤキがあがっていました。

  • 自分は○○大学を定年になった
  • 20年、客員准教授を務めた
  • 先日、65歳満了で定年を言い渡された
  • △△さんは、70歳までしていたように覚えているが

その投稿には取り繕うように、元同僚であった大学の学部長や学科長から、お礼や感謝のコメントで、コメント欄がてんやわんやをしていました。
この方の場合、

  • 大学法人の規約に、客員の定年は65歳と書かれていた
  • また70歳まで客員をしていた過去の人ほど、この先生が大学に必要とされていなかった

結果があったようです。
一生懸命に若い人を指導してきても、終わり方がこれでは、少し寂しいですよね。

mafi
mafi
偉そうに見える大学の先生たちの中にも、いろいろとあるようですね

まとめ

まとめると、正職員の定年は65歳から70歳と長め。
非常勤講師や客員准教授の定年は、60歳から65歳と普通の会社員並みです。

でもあくまでこれは基準で、望まれる人はどんどん定年までの年齢は長くなります。
望まれない人は、決められた定年いっぱいで仕事は終わり。

そこは大学教員に限らず、どんな仕事でも一緒ですね。