管理栄養士のmafiです。
今回は、カフェを開業するときに必要な資格である、【防火管理者】についてまとめます。
「あれ?カフェの開業に必要なのは食品衛生責任者だけじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。
食品衛生責任者は、飲食店営業許可、喫茶店営業許可を取得するために必用で、
防火管理者は、カフェを開業し、経営していく中で必要な資格です。
- これからカフェをしたい
- 飲食店・喫茶店の営業許可を取得したけど、他に必要な資格を知りたい
そんな方々の参考になればと思います。
【防火管理者】とは
防火管理者とは、防火に関する知識を持って、建物の防火管理や従業員の指導に当たる人のことを言います。
、消防法、もしくは火災予防条例で、防火管理者の設置が必要とされた建物には、消防署に届け出を出し、防火管理者の名札を見える位置に掲げておくルールがあります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 小学校の理科室で、よく見たな [/chat]
防火管理者になれる人
この防火管理者にはどのような人がなることができるのかというと、
- 市長が指定する防火管理講習において所定の科目を修了した人
- 他の都道府県が実施する講習会等で所定の科目を修了した人
など、がなることができます。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 基本的に講習を受けて取る資格です [/chat]
市主催の【防火管理講習】とは
防火管理者という資格は、住む市町、もしくは勤務する市町で実施される【防火管理講習】を受けることによって、資格を取得することができます。
開催時期:多くが4月から9月ごろ
受講期間:1日(朝から夕方までずっと)
種類:甲・乙種(カフェの広さが300㎡未満は乙種、300㎡以上は甲種)
費用:6,000円程度(テキスト代)
防火管理者については、最悪、喫茶店営業許可を取得した後にとることもできます。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 防火管理者になって(指名されて)1年以内に受ける、という決まりがあります。 [/chat]
管理者、食品衛生責任者の人が重複して、防火管理者をとることができます
防火管理者になった後は、建物と防火管理者の名前を管轄の消防署に届け出る必要があります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 届け出せずにカフェを新規経営していると、消防が見つけて立ち入りしにやってきます。
[/chat]
防火管理者の更新手続きは?
防火管理者の資格書の下の方に、5~6年の有効期間が書かれています。
その有効期間が切れる1年以内に、再度【防火管理講習】を受ける必要があります。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 5~6年のごとに更新がいるんだね。 [/chat]
防火管理者はカフェにずっと滞在しておく必要あるの?
防火管理者の勤務については、条件はありません。
また防火管理者として登録できる建物は、1人当たり複数可能です。
ただ複数登録すると消防からの立ち入りに対応できなかったり、従業員の指導に手薄になることもあるので、注意してください。
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 書面上は、複数登録しても断られることはありません。 [/chat]
まとめ
喫茶店営業許可を取得するために必要な資格として、防火管理者の資格についてまとめてみました。
防火管理者の資格を既に持っていう人が身近にいるのであれば、その人に声をかけてみるのが手っ取り早くてオススメです。
もし誰も候補がいなければ、早めに講習を受けに行ってくださいね。
安全にカフェを運営するためにも、なるべく早く取得したいものです。