mafiです。
- 大学生活動の一環での助成金
- 留学の助成金
- 個人事業の奨学金
様々な助成金がありますが、個人の場合自分で助成金を応募しようとしている人も少なくないはずです。
しかし助成金を応募した経験のある人の中には、
[chat face=”man2.jpg” name=”” align=”left” border=”blue” bg=”none”] ・何度応募しても受からない
・奨学金をもらえないために、夢を断念した [/chat]
と応募はしたけれども、結果がつながらなかった人もいるはずです。
そこで今回は、
- 学校を卒業した後の活動のために、助成金を取りたい
- 新規で事業を立ち上げるので、助成金を取りたい
- 自分で申請する方法を知りたい
- 合格する奨学金の書き方を知りたい
- 申請の流れを知りたい
そのような悩みを改善できる記事を用意しました。
この記事を読めば、一般的な助成金の申請方法と流れについて知ることができます。
良かったら参考にしてくださいね。
助成金は自分で申請できる
「助成金」「申請」というキーワードで検索すると、『代行』という単語も出てきます。
代行とはお金を払って、自分の代わりに、会社に補助金の申請書を書いてもらう方法のことです。
- 合格できる→合格自体がキャリアになる
- 申請書に費やす時間が無い
- 知識レベルが足りない
このような悩みのある人にとっては、申請を代行してくれる会社に頼んで支払いをしてもらうことも手です。
しかし代行してもらうと、面接のときが一番の課題になってきます。
申請書にかかれている内容と、会話の知的レベルの差で落とされるのです。
これは審査員の印象も悪くするので、とても危険な方法です。
こんな危険を冒して代行してもらわなくとも、補助金の申請書は自分で書くことができます。
ただし申請書を書く上で必ず抑えるべきポイントがあるので、その部分だけは押さえた内容を書いておきましょう。
一般的な助成金の種類
まずは、一般的な助成金の種類です。
助成金には、大きく2つに分かれます。
- 民間が出しているもの
- 国が出しているもの
一般的には、国が出している助成金に応募する場合が多いと思います。
また種類としては、
- 留学
- アーティスト活動
- 文化活動
- 自然保護
- 起業
など、様々な種類の助成金があります。
助成金によって申請に必要な書類は変わってきますが、書くポイントや申請の流れは同じです。
助成金の申請の流れについて
申請の流れは、5つのステップに分かれています。
- HPなどから公募を開始
- 要綱を読み、書類を作成
- 合否の通知が送られてくる
- 入金
- 活動内容の報告
ポイントは、
お金をどのように利用して、どのように活用したのか、報告が必要
という点。
お金はもらいっぱなしにはならないので、この点は要注意です。
合格する助成金の申請書の作成ステップ
応募書類の作成には、2つのステップがあります。
- 助成金提供側のリサーチ
- 申請書類の作成
まずは、助成金提供側をリサーチする必要があります。
なぜ助成金提供側のリサーチが必要なのか
助成金提供側は、自分たちの持つお金を応募者に無償で提供しています。
それはなぜか。
実は、助成金提供側が応募者に求めていることがあります。
[box05 title=”助成金提供側が求めている狙い”]
- 応募者の夢=助成金提供側の夢
- 助成金提供側のイメージアップにつなげたい
[/box05]
このポイントを押さえておかなければ、助成金に受かることはありません。
助成金を提供することで、なぜ、提供する側のイメージアップにつながるかと言うと、珍しい取り組み・面白い取り組みをしている人に協力(補助金・助成金)していることをアピールすることで、提供する側もその取り組みの一員になることができるからです。
テレビ番組のCMスポンサーと同じです。
面白い番組のCMスポンサーになることで、企業のイメージって上がりますよね。
そのイメージアップを、補助金・助成金を提供する側は狙っているんです。
応募者もイメージ戦略を
応募者の狙いは、きっと資金が欲しいという単純なものだと思います。
[box05 title=”応募者の狙い”]
- お金が欲しい
- 助成金提供側のバックアップイメージが欲しい
[/box05]
しかし企業に、
[chat face=”man2.jpg” name=”企業” align=”left” border=”blue” bg=”none”] ・この人にお金をあげても実現するだろうか・・・
・この人にお金をあげたら企業イメージが落ちそうだ・・・ [/chat]
そう思われてしまうと、せっかくの申請書類が台無しです。
そこで、企業の特徴をリサーチして、助成金の提供を受けるために適切な人物であるよう、書面でアピールしていく必要があります。
もらう側、提供する側の相思相愛が受給につながる
補助金・助成金の申請は、実は恋愛と一緒です。
恋愛って、好きな人と両想いにならなければ成り立ちませんよね?
補助金・助成金も同じです。
補助金・助成金をもらいたい人と、補助金・助成金を提供したい人の思いが一致しなければ、助成金をもらうことができないんです。
申請書の書き方と3つのポイント
以上の点を踏まえて、
- 相手側が知りたいことを書く
- 自分の取り組みが相手側のイメージアップにつながることをアピール
- 他者の力もアピール
この3つの点を押さえておくことが重要です。
1.相手側が知りたいことを書く―応募する自分を知ってもらう
自まずは自分を相手に知ってもらわなければなりませんよね。
今日初めて会った人に「結婚してください」と言われると、驚きませんか?
補助金・助成金も同じで、急に知らない人に大金を渡すなんて難しいことです。
アナタが結婚する際には、どのような情報が必要ですか?
- 年齢
- 家族構成
- 職業
- 年収
- 趣味
などでしょうか。
これを助成金の申請に置き換えると、
- 年齢:経験年数
- 家族構成:プロジェクトメンバー
- 職業:自分の取り組み
- 年収:予算・資金ぶり
- 趣味:コンセプト、頻度など
となります。
恋愛でも全ての項目が理想以上の人なんて、ほとんど出会えないですよね。
まして今回はお金が不足しているので、助成金をもらおうと考えているのです。
では、アナタがお金がなくても結婚したい人ってどんな人ですか?
これが、助成金申請書に外せない視点です。
2.自分の取り組みが相手側のイメージアップにつながることをアピール
単純に言うと、『自分の取り組みは、このように面白い取り組みです。社会にこのように貢献してます』
と、企業がイメージアップに好みそうなことを描けばいいのです。
その際に、企業のマイナスイメージを把握しておくことをオススメします。
その企業のマイナスイメージを、自分が補助金・助成金をもらうことで補ってあげることができるよ?
なんて書いておくとどうでしょう。
企業はマイナスイメージを払しょくする方法が、喉から手が出るほど欲しいはずです。
3.協力者がいることをアピール
ひとりぼっちの人に、お金を出して支援する方法ももちろんあります。
しかし助成金の場合、個人にお金をあげていることと変わりありません。
企業の狙いとしては、一定のお金を提供することで、自分たち企業ができないことを、多くの人たちと、新しい視点で楽しんでもらいたいという思いがあります。
なので、一緒に働く人、取り組む人の情報は重要です。
例えば、大学の先生などが入ってくると、「あ、学術的にもきちんとした取り組みなんだ」と理解しやすくなります。
市の人が入ってくると、「公共邸な取り組みなんだ」と、視野を変えることができます。
イメージ操作的な要素が必要なのです。
まとめ:審査側の視点は、書く側のコツ
自分の取り組みがいかにすごくて珍しいかだけのアピールでは、助成金を提供してくれる側の企業に何のメリットがあるのか全く伝わりません。
書類を出すだけで、
[chat face=”sakana1.jpg” name=”mafi” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 「勝手に読み込んで!勝手に悟って!」は通用しません。 [/chat]
わかるように書かなければ、コチラの責任です。
面白い取り組みが、いかに企業のメリットになるのか、上手くアピールできるといいですね。