ケアマネの変え方。人間関係だから仕方ない、性格が合わないケアマネは変えよう【要支援者向け】

mafiです。

今回は介護保険のサービスを利用する際に必要なケアマネ(ケアマネジャー)の変え方について書いておきます。

ケアマネに対して、本人家族ともに「思いを聞いてくれない」「サービスを押し付けてくる」「人間的に不信」そんな思いをしながらサービスを利用している人も多いはず。

でも「長いから・・・」「言ったら失礼かも・・・」なんて迷ってケアマネを変えない人が大半。

いやいや。
本当に不信感を持っているのであれば、ケアマネを変えよう
気持ちよくサービスを利用するためにも、自分のため、家族のために変えよう。
その方法は3つ。

・本人に言う
・管理者に言う
・自分で選んでくる

ケアマネは、僕たちが想像している以上にこの世の中にたくさんいる。

 

目次

ケアマネとは

介護保険のサービスを利用する際には介護予防・支援計画書(ケアプラン)が必要だが、そのケアプランを作成するのがケアマネの仕事。

地域包括支援センター、居宅介護支援事業所に存在する。

 

変えることは悪いことではない

ケアマネを変えることを『悪いこと』と思う人も多いようですが、まったく悪いことではないですよ。

 
ケアマネに初めて顔合わせした時のことを思い出してください。

突如現れたその人が、勝手に担当になっていたでしょ?

ケアマネが異動や転職をしたら、勝手に担当のケアマネが変わるでしょ?

なぜ、ケアマネを利用する側がケアマネの都合に合わせなければならないんですか。

 

ケアマネの変え方

01.ケアマネ本人に言う

「あんたとは気が合わない、ケアマネを変えてくれ」
そう言えばいいです。

傷つけたくないからと言葉を選んでいると、いつまでたっても本意は伝わらないよ。



 

02.ケアマネが所属する事業所の管理者に言う

本人に言った後、管理者にも言おう。

本人が事業所に話を持ち帰っても、処理せず保留にして、ほっとかれる可能性もあるからだ。

だから、ケアマネが所属する事業所の管理者にも言おう。

気が合わないケアマネが管理者の場合は、自分が通うデイサービスや、来てもらうヘルパーの事業所に言おう。

とにかく、“ケアマネと気が合わない”ことをできるだけ多くの関係者に話そう。

 

自分で選んでくる

居宅、地域包括支援センターなどにケアマネはいるので、その中から気が合うケアマネを自分で見つけよう。

友人に紹介してもらったり、自分で会って話をしてみたりと、保育所選びや大学のゼミを選ぶ感じで自分たちで選ぼう。

 

※要支援は地域包括支援センターのケアマネじゃないの?

基本的に要支援1・2の人のケアマネは地域包括支援センターが担当しますが、地域包括支援センターが別の事業所にお願いすることもできます(委託)ので、居宅介護支援事業所のケアマネでも大丈夫。

 

行政に言っても無駄

これは最終手段で、『こういう理不尽な対応しかしない』など、行政の指導が必要な時には言おう。

ただ「わがままで変えて欲しい」など個人的な理由は通用しない。

だってケアマネに関しては、個人とケアマネの事業所との契約関係だから。

自分が通う病院で揉めた話なんて、行政は聞いてくれないでしょ?

通報なら警察。
指導なら行政。



 

まとめ:特に高齢者は黙っていないで、周りに言おう

家族は年齢、体力的にケアマネを変えるための行動力がある。

しかし高齢者はもう気力がない場合が多い。

新しい人に出会い、契約もし直さなければいけないしとても一人で行動を起こすには負担だろう。

だからこそ、自分に関わるできるだけ多くの人にケアマネと気が合わない話をしよう。

人間だもの。
気が合わない人がいても仕方ない。
誰もがわかっていることだ。

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