日々生活をしていると、TVやSNSから様々な情報を得ていると思います。
多くの情報がある中で、何の情報が大切で、何が不要なのか、時々わからなくなることがあると思いますよね。
そんな時に役に立つと感じているのが、『情報をアウトプットする』ことです。
そこで、私が日々実践したいと考えているアウトプット情報消化術をお伝えします。
情報のアウトプットって何だろう
情報のアウトプットとは、自分が得た情報を、人に提供するために整理して自分の外に出すことです。
実は情報というのは、整理することができなければ、外に出すことができません。
『うまく言葉にできない』
『なんと言ったらいいかわからない』
人と話をしているときにそう感じた時はありませんか。
そんな時に、大概うまく答えを返せる人が周りにはいて、話題をさらわれてしまうこともしばしば。
その時、うまく答えを返すことができている人は、情報の整理がとてもできています。
そして、返すことができなかったと感じている人は、自分の中の情報が整理できていない証拠です。
整理できていないので、言葉として外に出すことができません。
言われてみれば、そうかなって感じがするでしょ?
では、情報を整理するためには、どうしたらいいのでしょうか。
情報整理は、人の話を聞く前から始まっている
情報を整理するためには、自分が聞きたいことをあらかじめ意識して、『目的化』しておく必要があります。
・自分の価値観を高めること
・自分が気になっていること
・自分が楽しいと思えること
などです。
聞きたい話の内容を考えておくのです。
でもただ聞きたい『目的化』は、不十分です!
さらに高めるために、『なぜ、そのことを知りたいのか』を考えます。
例えば、
・自分の価値観を高めること+何だろう
この答えを出すためには、
・自分の価値観は何か
を考えた後、
・その価値観を高めるものは何か、
を考える必要があります。
そのことによって、人の話を聞くことの『目的』がはっきりし、人の話を聞くことがその目的を達成するための『手段』となり、今自分に本当に必要な情報を選択しやすくなるのです。
新しい情報の作り方。(整理した情報+相手が聞きたいこと)×自分の特徴と色=新しい情報
情報は、方程式で表すことができると思っています。
ここで重要なのが、相手が聞きたい情報を知るということです。
相手は何を聞きたいのか
人は、聞きたくない情報は聞いてもすぐに忘れてしまいますし、印象にさえ残りません。
しかし聞きたいと感じていること、また話を聞く目的がはっきりすることによって、話の内容は相手に響き、印象に残ることができます。
少しでも相手に話の印象を残すためにも、
『相手が何の話を聞きたいのか』を考えます。
自分の特技と組み合わせて色を付ける
また相手が聞きたい内容がわかれば、それを伝える準備をします。
その準備は、文章であったり、イラストであったり、相手がわかりやすい手法で伝えることでより伝わりやすくなります。
そして説明の段階では、自分が『どういう意図で』話をするか、ポイントを合わせて伝えることによって、相手が聞きたいとしている目的につながりやすくなります。
新しい情報の作り方=(整理した情報+相手が聞きたいこと)×自分の特徴と色
アウトプットは一方的ではダメ。方向性は双方向⇔
選択・整理した情報を人に伝えるためにアウトプットするのですが、この時注意したいのが、『伝える相手』が存在していることです。
単に一人でつぶやいているように見えるTwitterでも、『Twitterに存在する誰かが見てくれるから』『自分が後で見直すから』つぶやいているのですよね。
一人でつぶやくのではなく、『伝えたい相手』が存在するからこそ、アウトプットの必要性があります。
双方向のアウトプットによって自分の視点が増え、新しい情報が出来上がる
ここまでは想像で聞き手のことを考え情報をアウトプットしてきましたが、実はアウトプットは出して終わりではありません。
アウトプットに対して返ってきた聞き手の答え、また質問を受けることによって、自分の視点を深めることができます。
アウトプットすることは、自分にも大変メリットがあります。
1.自分が気づかなかった視点に触れることができる
2.人に伝えるために手法を考える意識が生まれる
3.考えを消化することができる
実は、アウトプットで一番自分にメリットがあるのは、情報を消化できることだと思うのです。
情報が入る空間を作るために、常に情報を消化する
いくらいい情報があっても、自分の中にその情報を入れるための空間がなければ、情報は入り修まることができません。
情報を収めるためにも、今既にある情報をアウトプット、消化することで、新しい情報を受け入れる準備をしておきたいものですね。
情報のアウトプットは、まさに自分の排泄物。
自分色に、しっかり輝いてもらおうではありませんか。