mafiです。
今回は、大学にたまにいる「特任」の教員について書いてみます。
きもうさ
・特任准教授・教授って何?
・どんな人がなるの?
・給料はどれくらい?
こんな疑問に答えます。
あくまで僕の大学での話なので、大学によって細かいところは違うかもですが、良かったら参考にしてください。
目次
特任准教授・教授とは【期間限定のイイとこ取りの先生です】
結論、大学に雇われた任期付きの教員です。
「特任」の特徴
- 雇用されたときに「〇年契約」との条件あり
- 給料は、常勤・専任教員の半分くらい
- 授業する、ゼミを持つ
- 教授会などには参加しない
- 大学運営などの雑務はしない
つまり、大学教員として美味しいとこ取りができるポジションです。
大学教員の美味しいところとは?
大学教員のメリットは、なんといっても学生と話ができること。
- 授業をする
- ゼミをもつ
- そのうえ、好きなことを研究できる!
これってめちゃくちゃ楽しいです
大学教員が嫌う仕事とは
ただ半面、大学教員の仕事にもデメリットもあります。
- 教授会が長い
- 大学運営などの雑務がたくさん
たぶん大学教員の9割は学内の会議とか、雑務は嫌いです。
なぜなら、僕たちは研究者として雇われている思いが強いので、大学にいる時間の7割を拘束される会議系の仕事たちは研究できない時間なのでつらいですね。
特任教授・准教授になるための条件とは?
「特任」になる人ですが、誰でもなることは可能です。ただ、採用を受ける必要があります。
- 「特任」として採用試験が開かれる
- 受けたい人は、応募要項にそって受験
- 合格すればOK
ただし、3年とか5年とか雇用期間が決まっているので要注意です。
特任の雇用期間はどうやって決まるの?
大概は3年、5年の大学が多いですが、一応計画的に採用に組まれます。
方法としては以下です。
- 大学を離れる人がいる:教員の育休、研究休、出向など
- 予算の関係:正規の教員を雇える予算がつかないなど
- 最新の情報を入れたい:教員を入れ替えて、新しい情報を入れたい分野など
という感じで、長期的な流れを見つつ意図的に特任教員を入れています。
給料はどれくらい?
給料は、正規の教員の半額で300~500万くらいかと。
- 特任講師:300万
- 特任准教授:400万
- 特任教授:500万
もちろん、本人の学歴や教員歴によって、給料はもっと低くなると思います。
まとめ:特任の大きなメリット
ということで、特任について書いてみました。
特任の美味しいところ
- ツラい仕事が少ないのに、大学教員という地位・名声が手に入り
- 会議には参加しないので、自由な時間が多い
- もちろんその分の給料は低いのですがそれでも400~500万円はもらえる
つまり、客員は大学教員の美味しいとこ取りですよね。
もし個人事業でフリーランスとしてでも働いていれば、基本給もらいながら、個人で仕事もしていたら、めちゃくちゃ安定した仕事ができるのでオススメです。