自己啓発

栄養士・管理栄養士として就職する方法、生涯切れぬご縁の覚悟は必須かも【就活経験】

僕は大学時代、就職は自分の実力でするものとみじんも疑っていない人間でした。

そして福祉施設、病院と受験した結果は惨敗。

 
僕は栄養士・管理栄養士としての就職を一度逃しています。

その後、ご縁があって行政の管理栄養士をしていますが、その一度就職を逃した時に感じたことの話です。

就活している人、これから就活する人は良かったら参考にしてください。

 

ゼミと就職の関係

僕はゼミを選ぶとき、少しマイナーだけどクリエイティブに活動する公衆衛生関係の先生のゼミを選んだ。

先生の屈託のない研究姿勢にワクワクしたからだ。

研究はもちろん面白かったけれど、でも就職活動がはじまった頃に少し他のゼミと向かう方向性の違いを深く感じたのだった。

 

研究ゼミと就職ゼミにわかれる

僕の友達は、ゼミの先生が以前勤めていた病院に就職した。

本人も「先生に紹を受けた」と言っていた。

そのゼミは研究は名ばかりで、実体は就職に重きをおいたゼミだった。

僕は「賄賂でも渡したのではないか」「不平等ではないか」ととても不信感を持っていたが、社会に出て揉まれた今では十分納得している。

これには、僕たちがなかなか抗えない社会の付き合い方が影響しているからだ。

 

教員は客寄せパンダ

テレビ等で露出がある教員、ニッチな研究分野で定評ある教員、大学はいろいろな教員をそろえている。

それは学生に選んでもらうための、「魅力」という駒の1つとしてだ。

学生に大学に来てもらわなと、大学は収益を得ることができない。

そして学費を払う側として注目するのは、やっぱり将来の就職先。

 

教員は就職率で大学から評価される

大学は学生や親、そして外部機関から常に評価されている。

その評価項目の1つに就職率がある。

引用:「職業教育の効果を測定・評価」の方法の一つとして就職率

このため、生徒を多く就職させることができる教師は大学から大きな評価を得ることができる。

 

就職は恋愛と一緒

初めて会った人に「好きです!結婚してください!」と言われたら、大概の人は驚いて結婚を決めることはできないだろう。

まずは相手を知ることから始めたいと思うはずだ。

就職だってそれと同じで、初めて面接で会い話したばかりの人を採用するのは、採用をする側からしても結構ハードルが高い。

 
なら、恋愛で「この人いい人だから、考えてみてあげて」と仲の良い友人に言われたらどうだろう。

その人を注目してみることになるだろう。

 

栄養士同士、栄養士会で顔見知りと思え

病院、行政、福祉、大学、それぞれバラバラな分野に見えても、栄養士会という組織に所属している以上、栄養士はみな顔見知りだ。

まして長年その地域で働いてきた栄養士ならば、知り合いも多く、顔見知り同士。

ゼミの教員と、自分が就職を考える先の栄養士が知り合い、という可能性は大きい。

直接知り合いでなくても、顔伝手で声をかければすぐに本人にたどり着く。

専門職の人間関係の世界は、想像以上に狭い。

 

人間関係で就職したいなら、就職率が高い教員に頼め

早く就職先を決めたいのであれば、ゼミや就職率の高い教師に頼み、彼らの人間関係を借りて就職する方法がある。

大概の栄養士が利用しているだろうし、もしかすると利用せざる追えない、とも言えるかもしれない。

 
社会貢献をしている意識の高い栄養士たちは、ほとんどが栄養士会に入っている。

どこの大学にどんな教師がいることぐらい、栄養士たちも自然とわかる。

受験に来た学生の履歴書を見て、勝手な評価が入ることは仕方がないこと。

 

生涯切れぬご縁は忘れるな

でも忘れてはいけないことがある。

人間関係を利用して就職したのであれば、自分の評価が紹介者の評価にも直結することだ。

そして僕が「あの友人は先生の紹介で就職した」と覚えているのと同じように、関係したすべての人間の脳裏に事情が焼き付いていて、それは一生消えることがないはずだ。

 

実力のみでも就職できる!

と書くと、教師の紹介を得ることができなかった僕の嫌味のように読めるね。

実は僕も実際に話はもらったけど、仕事は自分で選びたかったし、生涯続ける仕事にしたいと考えていたので断った。

 
栄養士として就職が決まらなかった時には少し心は落ち込んだけど、僕は自分の実力を知ることができたし、僕が本当にやりたかったことへ世の中が背中を押してくれたようで嬉しくも感じた。

公平に評価をしてくれるのは、やはり公務員の世界
公務員の試験は、一般的な基礎知識と、あとは人柄、そして必要としている人材とのマッチングに限る。

 

マッチングが全て

人を募集するなら、「こういうことができる人がいい」という組織としての要望が絶対にある。

“即戦力を求む”という言葉で募集されるけれど、これは「して欲しいこと」が組織に具体的にあるからこそ、それができる人が欲しいということ。

 
あれもできない、これもできない、できないことばかりの人はいらないんだ。
あれをやりたい、これをやりたい、やりたい人もいらない。

これはできないけど、これができる!

できない部分はあるけど、自分にはこれができるよときちんと言える人が求められる。

 

POINT

自分ができること=組織が欲しいこと

このマッチングができたら採用だよね。

これは僕が面接官を経験して思ったことだ。

 

組織が探す・求める役割を知れ

自分ができることを言えるだけでもすごいけれど、欲を言えば自分の能力が組織にどう活かすことができるかまで言いたい。

「〇〇市では□□事業に力を入れている。この事業は~いうもので、△△の力が必要だと思う。僕は◇◇ができるので、~を目指すために企画の面でいいアイデアが出せるのではないかと思います」

と言う感じ。

組織が何の目的を達成しようとしていて、達成のためにはどんな力が必要かを知らなけば、ここまで言うことができない。
面接官も「オッ!?」って思うよ。

 

がんばれ学生!

少し醜い世界の話かもしれないけれど、栄養士の世界は人間関係で成り立つと言える。

だけど栄養士の世界だけではない、良く見渡せばどの業界でも同じ話かもしれないね。

 
長くこの世界にいようと思えば、長い人間関係になるのは間違いない。

だからこそ、自分が納得する入り方を考えて欲しいな。


ワクワクする仕事をしよう。